2020年9月から10月にかけて、愛知県立芸術大学 美術学部 デザイン・工芸科 デザイン専攻の「デザイン実技」(担当 森准教授)において、「XPANDコードを活用したWebサービスによる、UI及びUXの提案」という課題が出され、学生の皆様がモノとスマホを連携させたUXの企画に取り組みました。
当社でも、近日リリース予定の「XPANDコード アカデミック版」を先行提供。代表の南木が発表会にオンライン参加して、コメントさせていただきました。
新しい視点が詰まった力作のダイジェスト版をご紹介します。
企画書のフルバージョンをご覧になりたい方、企画を実際に展開したい方は、森准教授までご連絡ください。
※教材として活用するため、本企画ではXPANDコードのカスタマイズ規制を緩和しています
玉村真子さん
「ひゃくにんいっしょ」は百人一首の札同士をパズルのように繋げてXPANDコードを読み取り、意味を知ることができる遊びです。
繋がる札同士には関連性があります。例えば画像の5首には「袖が濡れている表現」が含まれ、袖が涙で濡れてしまうほど悲しいという意味が込められているものが多いです。
野木健矢さん
回転寿司では寿司以外に寿司の宣伝をする看板が流れてきます。そこにXPANDコードを導入して、伝えきれない寿司ネタの産地や食べた時の効能など有益情報をWebに誘導して伝えます。魚を詳しく知ることで今まで注文をせずに躊躇をしてきた寿司に興味や関心を持つようになり食べたくなることでしょう。
篠原美紅さん
写真だけのフォトブックの中に配置されているXPANDコードを読み取ると、その場所の定点カメラのリアルタイム映像が流れます。その場所の世界観に浸りながら、現在地から最安値で旅行を予約することができます。
髙野葵さん
皆川楓羽歌さん
ネットにクラブ情報が少ない不便さを解決し、業界を再び盛り上げる、クラブ情報提供サービスLIT。
DJブースに表示されるXPANDcodeを読み取ると、流れた曲、流しているDJについて知ることができます。アプリではクラブに関する様々な情報を配信。また、収集した使用楽曲情報や統計データを店側に提供します。
伊藤萌香さん
街中にある防災標識などからアクセスする防災WEBメディア”ソナエルWEB”を提案します。ユーザーはコードを読み取ると、その場所にある防災標識についての詳しい情報を得ることができます。また、そこから防災についての情報をより詳しく学ぶことのできるWEBメディアにアクセスできます。
伊藤優さん
駅に設置されたXPANDCODEを読み取ると、乗ろうとしている路線の路線図が開きます。縦方向にスワイプして、目的の駅までの所要時間を素早くチェック!駅のカードの右にある三角マークをタップすると、詳細情報も見られます。
遠藤優希さん
保健体育の授業といえば
印象的なのは、生徒たちからクスクス笑いやてれるようなしぐさが見られ、
男子も女子もお互いに真剣な表情で意見や質問を交わしていたことがあまりない。
子どもたちに身を守る知識をどこまで伝えきれるか、この課題を解決する1つの手段を提案。
大石世奈さん
迷わせる構造のショッピングモールとXPANDコードのコラボ企画を提案しました。
ターゲットはなるべくお得にお買い物をしたいヘビーユーザーです。ショッピングモールでの消費率の向上と、XPANDコードの認知向上を目的としています。
岡野真依さん
ファッションブランドのコレクションとXPANDコードを組み合わせて、歩いて体験するファッションショーを提案しました。
普段手に取りにくいハイブランドファッションを身近に感じ、楽しんでもらえることを目指した、イベント企画を想定しています
武井一真さん
多くの漢字たちは同じ部品を共有している。そんな漢字達の繋がりを見ることができたら、より効率的に漢字を習得ができる。また、部品は見たことがあっても組み合わせ次第で、見たこともない漢字と出逢える。そんな知らなかった漢字達の魅力を、漢字同士の繋がりの道を散歩しながら見つけて欲しい。
塚原真理子さん
栄養補給食品の普及を目的として商品をキャラクター化するコード。
硬いイメージで捉えられがちな栄養補給食品をキャラクター化させることで商品に親しみを持ってもらう。栄養補給食品は電車のホームでよく売られていることから、電車の中吊り広告としてコードを設置し電車内での時間を利用して購買のきっかけを与えるキャンペーン企画。
野矢安那さん
迷子のペットを救うためのサイト「Pet search」。
ペットの首輪にXPANDコードを設置しておくことで、迷子のペットを見つけた人と飼い主が連絡を取り合うことができます。