XPANDコードとは、横長スリット形状を特長とする、空間とスマートフォンをリンクさせるためのバーコードです。
用途はQRコードと同様で、標識や看板など空間内のXPANDコードをスマートフォンで読み取ることで、空間のより詳しい情報を表示させる起点になるものです。
たとえば、標識を読み取って多言語で内容を表示する、バス停を読み取ってバスの運行状況を表示する、スタジアムのビジョンを読み取って試合やグルメなどの情報を表示する、といった使い方ができます。
遠距離から読み取れることが特長で、200m以上先からの読取りに成功した実績があります。
QRコードは正方形のため、空間内で使う場合には、看板などの本来の表示内容が犠牲になり、ノイズ的なデザインが景観公害を引き起こします。
これを解決し「近距離はQRコード、遠距離はXPANDコード」と使い分けることによって、景観を守りながら利便性を高めることを目的に開発されました。
2018
03Jul